タイランドで賃貸物件探し
日本で賃貸物件を探すとなるとまず思いつくのは不動産屋さん巡りかと思います。
タイにも賃貸物件を紹介してくれる現地業者や情報サイトもありますが、まずは自分の足でいろんなエリアを見て歩き雰囲気を確かめ、気に入ったエリアが見つかったらそこで賃貸物件を探すのをお勧めします。
賃貸物件には借家ということが看板やバナーで表示してあるのですぐわかります。
電話番号が記載してあればほとんどの場合直接大家さんと値段の交渉もできます。
直接大家さんと交渉できる物件であれば、賃貸業者に紹介してもらった時に発生する手数料は省けますね。
気に入った物件や良さそうな物件を見つけたら積極的に内覧させてもらいましょう。
もちろん契約まで進んだ場合は実際そこに住むわけですからしっかりチェックさせてもらった方がいいです。
ドアの立て付け、水道の水圧、水の色、排水の具合、テレビの映り、ベットの硬さ、備え付けの備品、エアコンの効き、wifiの強さ、などなど。
あまり細かいことを言ってもそこはタイ。日本とは考え方も違いますから思い通りにいかないこともあるかと思います。
自分で対応できそうなことは後回しにして、ないと不自由なことを優先しましょう。
いい大家さんに当たれば、入居してからでも不具合に対応してくれますが、返事だけでずっとそのまま放置されるとストレスになります。事前のチェックは慎重に。
もちろん物件のチェックも大事ですが、近くに何があるかを歩いて見て回るのも大事です。
スーパーやコンビニ、個人商店、食堂などが近くにあると何かと便利ですよね。
近くに学校がある場合、タイでは子供を学校へバイクや車で送迎している場合がほとんどですので朝夕の周辺道路は大渋滞します。
またモスクがある場合も朝夕にスピーカーで歌が流れます。これは時報がわりになって便利でもありますが。
さらに慎重を期すならば、夜の雰囲気はどうなのか?大雨が降った時に冠水するエリアではないか?野犬は多くないか?などなど気になるところは事前にリスト化して確認すると良いでしょう。
タイランドで賃貸物件の契約
お気に入りの住まいが見つかったら大家さんと契約するわけですが、手続きはとても簡単です。
もちろん契約は一ヶ月単位でも可能でしょうが、長い契約にするほど家賃の交渉はしやすいです。
また、家賃に何が含まれているのかも確認しましょう。
水道・電気・wifi・駐車場・共益費などなど。きちんと確認しておくとトラブルは少なくなりますね。
通常は契約書に交渉した内容が記載されお互いがサインをして1通ずつ保管します。
保証金は一ヶ月か二ヶ月分の家賃の場合が多く、家賃と合わせて契約時か入居日までに払い込みます。
家賃一年分一括払い契約などの場合は保証金の必要がないこともあります。
家賃の支払いは通常毎月契約日までに大家さんに直接支払います。
大家さんが近くに住んでいる場合は手渡しでも良いですし、振込も可能でしょう。
手渡しの場合は領収書をもらうのを忘れずに。
最高の物件を探してタイの生活がより楽しいものになるといいですよね