ウドンタニの基本情報

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ウドンタニの概要

ウドンタニはタイ東北部イサーンの県の一つ。
サンスクリット語で北の街の意味。


古くから農業が発展していたこともあり60年代にはアメリカ軍の基地があった。
この基地は1976年にタイに返還されている。


ウドンタニには国際空港があるが現在(2022年5月)は国際線の就航は無い。
ウドンタニには鉄道の駅もある。

東部にはユネスコの世界文化遺産に登録されたバーンチアン遺跡がある。
この遺跡からは土器や動物の骨などがみつかっておりこの地に文明があったことを表すが紀元前数千年前のものとみられておりこの文明の主の民族は不明。

市内から南東に向かうとウドンタニ一番の観光名所タレーブアデーンがある。
広大な湖が12月から2月に咲く赤い睡蓮の花で埋め尽くされる様は見応え満点。
ハイシーズンの早朝にボートをチャーターして湖の中を周遊できる。

ウドーンターニーに軍事基地があったことでこの地域にある種の変化をもたらした。ウドーンターニー県民は米軍の接待のため英語を精力的に学んだことである。これはこの地域の国際性を高めた。元々イーサーン地帯が貧困をたびたび被っていた地帯であることから、バンコクなどへの出稼ぎが多いが、ウドーンターニー県民の場合、英語を話すことが出来たので中東の油田など、海外への出稼ぎが可能になったのである(ただし、新たな世代の英語の使用可程度は他の地域と同じ程度である)。また米軍基地があったことによりこの地域とアメリカのつながりが生まれた。

引用 ; フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



ウドンタニの地理

ウドンタニは、ノンカーイ・コーンケン・ノンプアランプー・サコンナコン・カラシン・ルーイの六県に接しており海には面していない。

県中心部の市内を除けば広大な平野が広がる農業地帯でタイ米を育てている農家が多い。

タイの首都バンコクからウドンタニへは北北東へ約560キロ。

ウドンタニの北側に面する隣県のノンカーイからはメコン川にかかる友好橋を渡って隣国のラオスはビエンチャンに陸路で入国できる。


ウドンタニの気候

基本的には乾燥して暖かく過ごしやすい日が多い。

六月から十月頃がウドンタニの雨期だが一日中雨が降り続く日は少ない。

十一月頃から気温が下がりだし、十二月や一月の早朝は気温が15度前後になる日もあり震えるほど寒い日もある。

水掛祭りのある四月のタイ正月時期は40度近くになる日もあり猛暑日が多い。

内陸部であるが年に数回は台風が上陸して暴風雨が吹き荒れる日もある。

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