タイと言えばクイッティアオ(タイラーメン)ですよね。
一体タイランドには何軒のラーメン屋があるんでしょう。
どこに行っても食べられるクイッティアオ。
ウドンタニにも超絶美味しいクイッティアオのお店がたくさんあります。
今回はウドンタニ市内のクイッティアオの老舗「PA Noi Noodles(パーノイヌードルズ)」を紹介します。
オーダーの方法から食べ方などなどもあわせて紹介します。
超どローカルのクイッティアオ屋さんに行って見たかったけどどうすればいいかわからんしって腰が引けてた方もこの記事読んで早速行きましょう。
「PA Noi Noodles(パーノイヌードルズ)」の場所と営業時間
ウドンタニ市内にお店はありますがちょっとわかりにくいかもです。
グーグルマップ見ながらお店探すといいかもですね。
お店の並びには大きな中国寺院があるのでそこを目印にするのもいいかもです。
バイクも車も特に駐車場はありません。
バイクはお店の前に、車はお店周辺で空いてる場所に路駐してます。
営業時間がちょっと変わっていて二部制になってるんですが、
一部は、7:29から16:00まで。
二部は、17:29から26:39まで。
お休みは特に決まっていません。
「PA Noi Noodles(パーノイヌードルズ)」の雰囲気
いつもたくさんのお客さんで賑わっている「PA Noi Noodles(パーノイヌードルズ)」。
両側の壁際にステンレス製のテーブルと椅子があるだけのシンプルなお店です。
壁にたくさん写真を飾ってますが結構有名人が来てるみたいです。
テーブルが空いていたらお店に入って待っているとオーダー聞きに来てくれます。
タイ人のお客さんは入り口で料理してるおばちゃんに直接オーダー言ってから座る人もいますが覚えられないのかまた席に聞きに来る場面が多いのでオーダー取りにきてくれるの待ってた方が間違い無いと思います。
お店の入り口か入り口にある調理台にナンガイ(鶏皮唐揚げ)が売ってたら自分で取ってテーブルに持って言っても大丈夫です。
もしくはオーダー取りにきてくれた時に頼んでも大丈夫です。
このナンガイ(鶏皮唐揚げ)がカリカリでめちゃめちゃ美味しいので店頭にあるときは絶対食べた方がいいですよ。
昼過ぎると無くなってしまうことが多いです。自分も食べに行くと夜の酒のアテに10袋くらい買って帰るのですが、買って持ち帰る人多いと思います。
さて、クイッティアオの注文方法ですが、
「麺の種類」
「具の種類」
「スープの種類」
「器の大きさ」
この四つを言えばほぼ大丈夫です。
自分がいつも頼むのは、「黄色の中華麺、牛の肉入り、豚の血入りスープ、大盛り」なので、
「バミールアン(黄色の中華麺)、ウア(牛)、ナムトック(豚の血)、ピセー(大盛り)」とオーダーします。
麺の種類はそのほかには、
「バミーキアオ(緑色の中華麺)」
「センミー(ビーフン)」
「センレック(極細ライスヌードル)」
「センヤイ(太麺ライスヌードル)」
「ウンセン(春雨)」
あたりが普通のクイッティアオ屋さんに置いてる麺の種類になるかと思います。
麺は売り切れて無い場合もあるので、売り切れて無い場合は違う麺をチョイスしましょう。
具材の種類は一般的なお店では
「ウア(牛)」
「ムー(豚)」
「ガイ(鶏)」
がメインの具材になるかと思います。
お店によってはシーフードやワンタンなどあるお店もありますね。
「ルークチン(つみれ団子)」も牛を頼めば牛の団子が、豚を頼めば豚の、鶏を頼めば鶏のつみれ団子が大体肉と一緒に入ってきます。
臓物系が入っているお店もあるので苦手な方は注意です。
もちろん苦手な食材は入れないでと言えば省いてくれます。
例えば内臓系を入れて欲しく無いときは「マイサイクルアンナイ」と言えば内臓入れないでと伝わるはずです。
スープの種類は、
「ナムトック(豚の血入りスープ)」
「ナムサイ(クリアスープ)」
「トムヤム(酸っぱ辛いタイの味)」
「イエンタフォー(豆腐を発酵させて作った酸っぱいピンク色のスープ)」
あたりが定番になりますね。
スープを入れない「ヘン」と言ったオーダーも可能です。
ラーメンのどんぶりにスープは入って無いですが、別の器にスープだけ入れてくれます。
そして最後に器の大きさですが、
「タマダー(普通盛り)」
「ピセー(大盛り)」
の他に
「ジャンボ(特盛)」
の設定のあるお店もあります。
お店によっては、「氷とお水、野菜類は自分で入れてくださいね」の表記があります。
いわゆるセルフサービスですね。
タイ語が読めない人はお店に来るお客さんの動きを見て学びましょう。
通常タイ人はクイッティアオの注文をした後、セルフサービスのお店では自分でお水と氷をコップに入れ野菜をお皿に取ってテーブルにつきます。
セルフサービスのお店ではテーブルの上に置いてある水差しの水は無料です。
冷蔵庫の中に入っているペットボトルの飲料水や飲み物、炭酸飲料などは有料になると思います。
ここ「PA Noi Noodles(パーノイヌードルズ)」ではお店のスタッフが氷入りのグラスと野菜をお皿に入れて運んできてくれます。
「PA Noi Noodles(パーノイヌードルズ)」ではお水は有料です。
テーブルに有料のペットボトルのお水が置いてあるのでお水を飲みたい場合は自由に開けて飲みましょう。
料金は会計時に加算してくれます。
またコーラなんかの炭酸系を飲みたい場合はこの冷蔵庫から勝手に持ってきましょう。
冷蔵庫のドアの右側に栓抜きがついてるので栓抜くの忘れずに。
これもお水と同じくで料金は会計時に加算してくれます。
ちなみに自分は、いつも大盛りのラーメンとご飯を一緒にオーダーします。
ご飯も置いてるお店とないお店がありますがここ「PA Noi Noodles(パーノイヌードルズ)」は白いご飯あります。
白いご飯をどうやって食べるかというと
この鳥の皮から揚げを細かく砕いて白いご飯に乗せて、
鶏皮唐揚げ丼です笑
うまいんすよね〜
おっと、忘れてはいけないのがテーブルに常駐している緑色の唐辛子を炙ったやつ。
これは、同じくテーブルにあるガピ(海老のペースト)を少しつけていただきましょう。
このピンクの小さい容器に入っているのがガピ(エビペースト)ですね。
このガピ(エビペースト)がまたしょっぱくて炙った唐辛子の辛さとベストマッチングです。
あ、もちろん緑唐辛子は辛いです。
炙ってあるので若干辛さは癒されてますが辛いです。
唐辛子の辛さは唐辛子内部の種の辛さがほとんどなので、辛いのが苦手な人はなるべく種が詰まってない唐辛子を選ぶと良いかもですね。
キャベツもこのガピ(エビペースト)につけて食べるとしょっぱくて美味しいです。
あと、このガピ(エビペースト)ですが、お客さんはみんな自由に使います。
大阪の串カツのソースみたく二度づけ禁止のルールはないです。
衛生的に気になりますよね。
自分はいつも直接容器に食べものを突っ込まないで、新しいスプーンにガピ(エビペースト)を少しだけ取って使い切るようにしています。
これ食べるともう病みつき間違いなしですよ。
ガピ(エビペースト)の旨味が最高で何つけて食べても美味しいと思います。
酒のアテにももってこいです。
タイ人のソウルフードなのか、タイ人が日本に遊びに行く時に鞄に忍ばせてるの見たことあります笑
そうこう言っているうちにメインのラーメンがやってきました。
く〜〜〜〜〜
もうたまりませんね。
でもいただく前に、スタッフが持ってきてくれた野菜の中にある緑色の葉っぱのバジル「ホーラパー(タイスイートバジル)」をラーメンに入れましょう。
香りが良いし、タイ料理に一緒について来る葉っぱには大体毒消しの効能があるらしいので料理と一緒に出て来る葉っぱはなんでも食べた方がいいですよとタイ在住歴の長い友達に教わりました。
このスープはナムトック(豚の血入り)なので見た目も濃そうですよね。
タイの人たちは味見もしないでテーブルにある乾燥唐辛子・砂糖・唐辛子を漬け込んだ酢・ナンプラー・唐辛子ソース・砕いたナッツなどなどを何でもかんでも大量にぶち込んでスープ真っ赤っかにして食べてますが、ぜんぜん真似する必要はありません。
まずはスープを一口飲んで見ましょう。
牛肉のいい出汁でてますよね〜
もうちょっと辛い方がいいですか?
そこで少しだけ投入するのがスタッフが氷を入れたグラスと野菜と一緒に持ってきてくれた小さい器に入った辛味噌「プリックパオ(唐辛子オイル)」です。
いわゆるタイ風ラー油ですかね。
これはめちゃめちゃ辛いのでほんの少しでいいと思います。
自分は辛いの好きなのでこれくらいいっちゃいますが結構辛いです。
これもお店によっていろいろ風味が違うので手間暇かけて自分で作ってるお店のは一味違って美味しいと思います。
自分の場合はあとこれに砕いたナッツを入れるくらいで調味料はほとんど入れません。
調味料祭りにしなくても十分いい味出てるお店は多いと思いますし、めちゃくちゃに調味料入れて味わかるのかホント不思議です。
さあ全ての準備は整いました。
ではいただきましょう。
ラーメンを豪快にすすり、鶏皮唐揚げを乗せたご飯を貪り食い、キャベツや炙り唐辛子にガピをつけてかじりつき、そしてまたラーメンをすする。
あ、超大事なこと忘れてました。
タイでは麺料理を日本みたいに「ズルズル」と音を立てながらすするのはマナー違反です。
麺料理といえども静かにいただきます。
自分は箸でそのまま口に運ぶとついついズルズルすすってしまうので、麺をスプーンに乗せて一口大にしていただくようにしてます。
もちろんほんまは豪快にズルズルすすりたいっす笑
そしてラーメンも終盤に近づいてきた頃、こっそり残して置いた白ご飯を追い飯風にラーメンスープでいただきましょう。
さすがに米をどんぶりに入れるのはアレかと思って一口ずつスプーンの米をスープに浸らせていただきます。
これまた超絶最高です。
もう止まりません。
最後まで物を言う暇もなくがっつき、全てを腹に納めてフィニッシュです。
鶏皮唐揚げを買って帰るのを忘れてはいけませんよ。
今夜「PA Noi Noodles(パーノイヌードルズ)」で食べた超絶うまかったクイッティアオを思い返しながら鶏皮唐揚げで一杯やりましょう。
完食したらスタッフを呼び勘定してもらいましょう。
もちろん現金でなくても銀行口座への振り込みも対応してくれてます。
タイはこう言うところ進んでますよね。
もう最近は財布の中にほぼ現金入ってないです。
大体どこでも振り込みでいけますもんね。
ごちそうさまでした。
って事で、
もう既にめちゃめちゃ食べたくなってるんじゃないですか?
自分もよだれ我慢しながら記事書いてます笑。
クイッティアオ食べに「PA Noi Noodles(パーノイヌードルズ)」行くしかないでしょ。