世界で有名なビーチリゾート「プーケット」
タイの南にあるプーケット島はクリスマス頃から本格的なハイシーズンとなり、一年で最も観光客の訪れる時期がやって来ます。
プーケット島中央西側の「パトンビーチ」を中心に西海岸側のビーチにたくさんあるリゾートやホテルは観光客で埋まり繁華街やビーチも賑やかになる季節です。
プーケットでの観光といえば、周囲にたくさんある島に行き海遊びを楽しんだりするのが目的の観光客が多いと思います。
または島内観光で像と遊んだり虎と写真撮ったり、お寺めぐりやスパやマッサージを楽しんだり。
今回紹介するのは、その島内観光にぜひとも組み入れて欲しいプーケット在住者がおすすめのわざわざ行く価値のあるビューポイント3選です。
「Kao Khad Views Tower(カオカッドビュータワー)」
まず最初に紹介するのは、「Kao Khad Views Tower(カオカッドビュータワー)」です。
「Kao Khad Views Tower(カオカッドビュータワー)」の場所
プーケット南部東側のパンワ岬なかほどの山頂にあるどマイナーなビュータワーです。
眺めはめちゃめちゃいいのにほんとに訪れる人の少ないビューポイントなんですよね。
アクセスは、パンワ岬の北側からでも南側からでもちゃんと中央線のある道路でアクセスできるので街の外れの割には恐怖の山道って感じでもないです。
無料の駐車場もあり、駐車場のエリアには数件の売店とトイレもあります。
駐車場からは徒歩でタワー頂上まで一直線に向かう階段とゆっくり散策しながら向かえる遊歩道があります。
「Kao Khad Views Tower(カオカッドビュータワー)」からの景色
タワー麓に到着したらもう一息。タワー内部の階段を上がればそこは360°大パノラマのビューポイントです。
これはチャロン湾側の景色ですね。
チャロン湾がラワイビーチ方面までずーっと見渡せますね。
北東には「ヤオヤイ島」が、東には「ピピ島」まで天気が良かったら全て見られそうです。
プーケットにビューポイントは多くありますが360°見渡せるビューポイントは「Kao Khad Views Tower(カオカッドビュータワー)」だけではないでしょうか。
「Kao Khad Views Tower(カオカッドビュータワー)」へのアクセス
ここへのアクセスはもちろん公共交通機関はないですから、レンタカーやレンタバイクかタクシーやトゥクトゥクをチャーターして行くことになると思います。
ご自分で運転される場合は必ず国際免許証かタイの免許証(お持ちの場合)をお持ちくださいね。
今プーケットでは外国人の運転免許証のチェックが厳しくなっています。
「Kao Khad Views Tower(カオカッドビュータワー)」へは途中から山道になりますが道幅も広くそれほど険しい山道ではありません。それでも帰路のくだりは結構急な下り坂が続きます。特にパンワ岬北側への下り坂は急です。
運転には細心の注意を。
もし島内観光でお車チャーターするならぜひプランの中に組み込んで訪れてみてはいかがでしょうか?
「Kao Khad Views Tower(カオカッドビュータワー)」の営業時間
グーグルマップの案内では 6:00から19:00 の営業となっていますが、駐車場への入り口付近にはゲートがありそこには19:00にゲートが閉まるとの案内がありました。
夜は野犬も出そうでサンセットの時間には行ったことがないので機会があったらほんとにゲートが閉まるのか確認しに行ってみようと思います。
サンセットタイムには、「Kao Khad Views Tower(カオカッドビュータワー)」から南側に道を下って海岸線沿いにある「Kao Khad View Point(カオカッドビューポイント)」がおすすめです。
タイミングが良ければ夕焼けで真っ赤に染まるチャロン湾とチャロンの街が一望できます。
「Kao Khad Views Tower(カオカッドビュータワー)」のまとめ
山頂からの360°の大パノラマビューは必見です。
Rang Hill (ランヒル)
続いて紹介するのは、プーケットタウンの街中の山の山頂にある「Rang Hill(ランヒル)」です。
こちらは別記事でも紹介していますがやっぱりわざわざ行く価値のあるビューポイント3選から外せませんでした。
過去記事はこちら。
「プーケットでおすすめの絶景が見られるビューポイント「Rang Hill(ラン ヒル)」
以前の記事に書いていますので詳細は省略しますね。
「Rang Hill(ランヒル)」からの眺めはプーケットタウンからチャロンへの景色が素晴らしく、特に夜景は最高にロマンチックです。
でもなぜかここもいつも観光客は少ないんですよね。
週末の夜に地元の人たちで賑わってますがそれほど混み合うといった感じでもなくて、まさにタイ人のデートスポットです。
昼間の見晴らしも素晴らしいし、夕方から夜にかけて街に灯がともってゆく感じも素敵ですが、やっぱり夜景を楽しみに来て欲しいです。
プーケットタウンへナイトマーケットなどに来た後にちょっと回り道する感じでどうですか?
山頂までの道中や頂上駐車場周りにもレストランが何軒かあるので、ゆっくりディナーを楽しみがてらついでに夜景も楽しむってのもアリですね。
ローカル感たっぷりのビューポイント「Rang Hill(ランヒル)」からの夜景は必見です。
ウインドミルビューポイント
今まで紹介して来た二箇所のビューポイントはサンセット時に太陽が水平に沈んで行くのは観られないビューポイントでした。
最後に紹介する「ウインドミルビューポイント」は今回紹介する「プーケット在住者がおすすめのわざわざ行く価値のあるビューポイント3選」の中では唯一の水平線に太陽が沈んで行くのが観られるビューポイントです。
「ウインドミルビューポイント」の場所
プーケット最南端近くで、ナイハンビーチとヤヌイビーチの間にある小高い丘の頂上になります。
「ウインドミルビューポイント」はその名の通り、小高い丘の上の風車が目印です。
すぐ近くにはサンセットタイムには観光客が大挙して押しかける「プロムテップ岬」がありますが、こちらは時期によっては観光バスが何台もやってきてサンセット渋滞ができることもあるくらい人が多いので、「ウインドミルビューポイント」の方がおすすめです。
でも近年は、SNSが発達していろんな国の人がこの「ウインドミルビューポイント」へやってくるようになったので時期によってはけっこう人は多いかもです。
「ウインドミルビューポイント」からの景色
南側にはヤヌイビーチからプロムテップ岬が、北側にはナイハンビーチが、西側にはアンダマン海が遥か彼方まで見渡せる絶好のロケーションです。
昼間の景色は海の色の綺麗さに感動するし、夕方からは水平線に沈みゆく太陽をゆっくり楽しめますね。
「ウインドミルビューポイント」の中腹ではサンセットの時間帯を狙ってウエディングフォトの撮影もよく見かけます。
プーケットでもハワイ並みにウエディングフォトの撮影が流行ってるんですよね。
「ウインドミルビューポイント」へのアクセス
パトン方面からラワイまでは公共交通機関のスマートバスが走ってますが残念ながら「ウインドミルビューポイント」のふもとの道は走らないんです。
また、プーケットタウン方面からもソンテウでラワイやナイハンまでは行けますが車を降りてからかなりの距離があります。
なのでこちらもレンタカーやレンタバイクかタクシーやトゥクトゥクをチャーターして行くことになると思います。
ナイハン側からもラワイ側からも山道を運転することになります。見通しの悪いカーブも多いのでご自分の運転で行かれる場合には最新の注意を。
「ウインドミルビューポイント」は公共の施設ではありません。風車のある電力会社の施設の前に小さな東屋風の建物があるだけです。
最近では景色を見にくる人も増えたので屋台も数件出るようになりましたし、電力会社の施設内の駐車場も利用させてもらえるようになりました。
「ウインドミルビューポイント」へは風車を目印に向かいましょう。
「ウインドミルビューポイント」の営業時間
「ウインドミルビューポイント」は公共の施設ではないので営業時間というのは特にありませんが、電力会社の駐車場には警備員がいて、日没時を過ぎた頃に駐車場を閉めて帰ってしまいます。
駐車時に何時まで駐車可能か確認が必要です。
バイクの場合は施設外への駐車になるので特に問題はないです。
タクシーやトゥクトゥクをチャーターして行った場合もドライバーが臨機応変に対応してくれることでしょう。
「ウインドミルビューポイント」まとめ
海の透明度も高く、観光客も少なくてのんびりできるビーチが多いプーケット南部エリア。
ビーチでの海遊びからサンセット、ディナーまでプランを組んで一日をプーケット南部のエリアで遊び倒すプランもありだと思います。
「ウインドミルビューポイント」からのサンセットからの夕焼けは最高ですよ。
プーケット在住者がおすすめのわざわざ行く価値のあるビューポイント3選のまとめ
完全主観と偏見満載で紹介させていただいた「プーケット在住者がおすすめのわざわざ行く価値のあるビューポイント3選」です。
観光客のあまりいないビューポイントでプーケットをゆっくり楽しみたい方、今までとは違ったプーケットの一面をのぞいて見たい方。
ぜひ島内観光に組み込んでマニアックなプーケットのビューポイントをお楽しみください。
必要であれば、こちらのビューポイントを島内観光に組み込んだプラン作りもお手伝いしますよ。
楽しいプーケット旅行になりますように。